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8/1第7期生24回目


8/1、第7期生の24回目の様子をお伝えします


設計演習
皆、前回までの課題が、ほぼ達成されていませんでした

そこで、その場で1時間のやり直し命令が下されました

しかし、やりなおなし後もなかなか「ネタ探し」の域を超えることができずにいました


そんな中今日は最近、欠席続きだった大場 泰希がやってきました
彼の案はなかなか興味深いものです
IMG_0012@.jpg
どうやら空気中の水分を吸着するクモの巣があるらしいです
南米にて、このクモの巣の構造を応用したネットをつかって、空気中から水を生成するシステムの研究が進んでいるようです

img_652937_30657873_3.jpg
砂漠の中でオアシスにこのネットでテントのような空間をつくることで、木漏れ日のような光が落ちる場所ができます
結果として、オアシスで蒸散した水分がこのネットで吸着され、その水滴が上の写真のように日光によって、美しく光り輝きます
さらに、その水分が蒸散するときの気化熱によってオアシスが涼しくなるという提案です

また、砂漠は寒暖差が激しいので、夜には水滴が氷の粒になるのではということも考えていました


大場の良い所は「建築空間にしよう!」という強い意志が感じられるところです
根っこにその意思があるからこそ、水滴が美しく光るという発見だけにとどまらず、気化熱によって涼しくなる等のまた別の発見が生まれるのです

しかし、まだ塾生よりは良い方向に進んでいるという程度です!
次週以降、どのように空間化してくるのかが楽しみです


建築論
ー形而上学批判の歴史ー

さて、今週の建築論は引き続き「形而上学批判の歴史」です
順を追って見ていきましょう

〈ソシュール〉
形而上学では「言葉は内容に対応して、その実体を透明にあらわすもの(同一性)」としました
例えば「四つ足のペット動物=イヌ」
しかし、「四つ足のペット動物=イヌ」だけでなく、「四つ足のペット動物=ネコ」も成り立ちますが「イヌ=ネコ」は成り立ちません
つまりこの場合、イヌとネコの「差異」によって言葉が決まっているのです
すなわち言葉は「同一性」でなく「差異」よって成り立っています

また、ソシュールは言葉は語られた内容以上に増殖し乱射を引き起こすと言いました
つまり語られる「内容」(what)より「語り方」(how)が重要であると言っているのです(なんで来たの?:何を使ってきたの?orどうしてきたの?と、2つの意味を含みます)
すなわち、あらゆるテクストは作者の意図した「内容」超えて、読まれる場所で存在するのです
つまり、言葉の中にも他者性が見いだされます(結局、読む側に依存してしまう)

〈レヴィ・ストロース〉
いままで西洋が中心と考えていたが、レヴィ・ストロースは未開の地の土人の人々の中に何かあるのではないかと考えました

〈フロイト・ユング〉
形而上学では、「知っているものだけ」しか手に取ってこなかったのです
つまり「意識」の中でしか考えてこなかったので、「意識」(理性)の部分の何千倍もある無意識層(自分では分からない部分=他者性)に注目しなければならないと考えました




ソシュールは言葉の中に他者性、レヴィ・ストロース人文学の中に他者性(土人)、フロイト・ユングは意識の中に他者性(無意識層)を見いだそうとしましたが、それぞれに「他者」が重要ですよと、言ってしまっています

つまりはこの「他者」がツリー構造の頂点になってしまっているのです

これでは今までの形而上学となんら変わりませんね

なかなか形而上学を覆すような思想は生まれて来ません!!

次週以降、20世紀に突入してからの西洋哲学をおさらいしていきます
徐々に「固体の哲学」から「流体の哲学」へと変化していく、過程が明らかになっていくのです



前田紀貞アトリエ 松下健太
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